アメリカで働くコンサルタントの本棚

主にM&Aやグローバルビジネスに携わり、USCPAを取得。仕事や自己啓発で役に立つ本や情報等を紹介します。

September Seminar レポート(2)

2004/09/06のBlog

先程、一日目のイベントが全て終わりました。


今日はSeminarの説明とFinancial Analysis、そして夜にメンバー同士が知り合いになるためのイベント(与えられたダンボールや袋などの素材を使って独創的な製品をチームで作り上げる)がありました。


講義が始まり、先ず気付いた点が三つありました。
一つは、講義が面白いこと。これは文字どおり、まるでコメディかと思うことがあるくらいで、必ず一つの授業に何回かは笑いが起こります。でも、その中に授業を盛り上げようという、教授の熱心な姿勢が垣間見えて、こちらもぐいぐい引き込まれていきます。


二つ目は、授業がインタラクティブなこと。この点は講義の冒頭でも強調しており、講義中にも指名で質問がきます。また、学生からもどんどん質問があり、人数が多いながらも本当に双方向な授業が実現しています。


そして三つ目は、生徒が非常に熱心なことです。決して安くない授業料の下で多くの人が自費で受講しており(今日会った人は全員自費でした)、また会話の中でも先ず最初はビジネスやキャリアの話から始まります。当然、講義でも寝る人などは居らず、非常に熱心に聴いています。こうした生徒の姿勢が教授との間に緊張感を生み、先程挙げたよう授業の雰囲気を創り出すのだと感じました。


なお、生徒の構成は、一番多いのはやはりイギリスですが、アフリカやヨーロッパの他地域も多いです。(アジアは意外に少ない印象です。日本人は私を含めて3人の少数派です。)講義の方は、アクセントが特徴的な上にかなり早口なので、ドメスティックな私は、正直少し意味不明なところもあります。でも、何とか周りの熱気に負けないよう、頑張ってまいりたいと思います。