渋谷で働くコンサルタントの本棚

M&Aや海外ビジネス等に携わり、USCPAも取得しました。以前はコンサルタント等として働きながら、イギリスのDLMBA(遠隔学習のMBA)でも学びました。仕事、勉強などの中で見つけた役に立つ本や情報等をご紹介します。

4:プロフィット・ゾーン経営戦略

プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新
プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新

ザ・プロフィットと同じ著者であるJ・スライウォツキー氏が、ザ・プロフィットの出版以前に書いた本です。
ザ・プロフィットで紹介された23の利益モデルの原型となる、以下の22の利益モデルを解説されています。(ザ・プロフィットは、これに加えて、「デジタル利益モデル」が追加されています。)

  1. 顧客開発/顧客ソリューション利益モデル
  2. 製品ピラミッド利益モデル
  3. マルチコンポーネント利益モデル
  4. スイッチボード利益モデル
  5. 時間利益モデル
  6. ブロックバスター利益モデル
  7. 利益増殖モデル
  8. 起業家利益モデル
  9. 専門化利益モデル
  10. インストール・ベース利益モデル
  11. デファクト・スタンダード利益モデル
  12. ブランド利益モデル
  13. 専門品利益モデル
  14. ローカル・リーダーシップ利益モデル
  15. 取引規模利益モデル
  16. 価値連鎖ポジション利益モデル
  17. 景気循環利益モデル
  18. 販売後利益モデル
  19. 新製品利益モデル
  20. 相対的市場シェア利益モデル
  21. 経験曲線利益モデル
  22. 低コスト・ビジネス・デザイン利益モデル

ザ・プロフィットに比べて各モデルの説明は短い(⑫ブランド利益モデル以降は、数行程度にとどまる)ものの、GE、マイクロソフトインテル、ディズニー、コカ・コーラなど9社の事例を基に適用されている利益モデルを詳しく解説されています。


例えば、「デファクト・スタンダード利益モデル」を用いている企業としてマイクロソフトを取り上げて、同社がPC-BASICMS-DOS、ウィンドウズなどの開発過程において、如何にしてデファクト・スタンダード構築を進めたかを描いています。


また、個人的には、多くの場合で1つのビジネスでは2〜3の利益モデルが用いられていること、そしてこのような本には珍しく”倹約”の効果についても言及していることが非常に興味深い点です。ぜひザ・プロフィットと併せて読みたい本です。

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