アメリカで働くコンサルタントの本棚

主にM&Aやグローバルビジネスに携わり、USCPAを取得。仕事や自己啓発で役に立つ本や情報等を紹介します。

財務・会計

USCPA 新試験の難易度

今回は、2017年4月から導入される新試験による、日本人受験生の合格可能性への影響を考えたいと思います。 以前にこちらのブログで書いたとおり、新試験の主な変更点は次のとおりです。 試験時間が、全て4時間になる(BEC, REGが3時間→4時間に変更) 配点が…

USCPA 本番の試験でのポイント その3

最後に、実際の試験で感じた3つ目のポイントを書きます。 それは、「答えられなくても、最後は採点されない問題だと割り切る」ということです。 前回までにお話したとおり、USCPAの本番の試験では、必ずといって良いほどこれまでに経験したことが無いような…

USCPA 本番の試験でのポイント その2

前回に続いて、実際の試験で感じたポイントを書きます 2つ目のポイントは、「選択式(MC)に時間を使いすぎず、シミュレーションの解答時間を十分に残す」ということです。 これは、私が初めてFARの試験を受けた時に痛感しました。 FARは4時間のテストですが…

USCPA 本番の試験でのポイント

今回から、USCPAの実際の試験で感じたポイントを幾つか書きたいと思います。 私は、FAR→AUD→BEC→REGという順番で試験を受けました。先ず基礎科目であるFARを学び、続いて比較的勉強量が少ないAUD、BECを受けて、最後に細かな暗記も必要になるREGを受験する、…

USCPAの学習方法と教材

今回も、試験に向けた学習について書きます。 USCPA試験に向けて、私が教材として使ったのは、基本的に「予備校のテキスト」と過去問題が載っている「Bisk CPA Review」の2種類だけでした。 私の場合、事前に財務・会計のバックグランドは無かったため、某予…

USCPAの受験プランと学習サイクル

今回は、試験に向けた学習方法について書きます。 USCPAの試験は、3ヶ月毎の期間(Testing Windowといい、1~3月・4~6月・7~9月・10~12月、最終月は10日まで)に分けて実施されており、期間中に科目毎に1回だけ受験することができます。したがって、この3…

USCPAの新試験制度

今回は、USCPA の新試験制度について少し触れたいと思います。 2017年4月から、新試験制度は導入されます。科目数は4科目のままですが、主に次の点が変更になります。この中で、特にポイントとなるのは2、3だと思います。 試験時間が、全て4時間になる(BEC,…

USCPA試験の特徴と学習時間

USCPA試験の特徴として大事なものは、「科目別」に合格ができる、という点です。 USCPAは4科目から構成されていますが、各科目に合格すれば、18ヶ月間は合格実績が有効になります。その間に残りの科目に合格すれば、晴れてUSCPAの試験に合格となります。 以…

USCPA 合格体験記

先日、米国公認会計士(USCPA)に合格することができました。2014年8月から始めて、ちょうど丸2年間かかりました。 仕事と並行して勉強をしたため、時間はかかりましたが、その分仕事に活かせることも多くありました。 今回から、私がUSCPAを目指してから合格…

5:Accounting and Finance for Non-Specialists

Accounting and Finance for Non-Specialists: AND Onekey Coursecompass Access Card 会計学(Financial Accounting)の中で使用している教科書です。 For Non-Specialistsというだけあって、実務よりもむしろ財務諸表から何を読みとるのか、という点が重視…