今回も、試験に向けた学習について書きます。
USCPA試験に向けて、私が教材として使ったのは、基本的に「予備校のテキスト」と過去問題が載っている「Bisk CPA Review」の2種類だけでした。
私の場合、事前に財務・会計のバックグランドは無かったため、某予備校のUSCPA講座を取りました。
予備校のメリットは、1)単位取得や出願、受験までの幅広いサポートに加えて、2)過去の経験から試験に出る範囲を効率的にカバーしてくれる、という点だと思います。
実際、学習期間中は仕事が忙しく、集合形式の講義にはほとんど参加できませんでしたが、テキストと動画によるe-learingを利用しながらポイントを絞って学習できたため、とても効果的な方法だったと思います。
一方で、実際の試験には予備校の講義でカバーされていない問題が出ることも多いため、本番の時に驚かないようにするためにも、Bisk等の過去問題を徹底的に学習することをお勧めします(私は全ての問題を必ず1回以上は解きました)。
今後詳しく書きますが、本番の試験ではこれまでの学習であまり出てこないトピックにも必ず遭遇します。そのため、普段からマイナーなトピックを含めて一通り経験しておき、様々な種類の問題に遭遇しても焦らないようにするのが大事だと思います。
以上の通り、「予備校のテキスト」と「Biskの過去問」の繰り返しが最も効果的な学習方法でした。その上で、どの科目も覚えるというよりも、内容を理解することが最も大切なことだと思います。その方が記憶も定着しますし、色々な形式の試験問題にも対応できるためです。
(そして、何よりもとても楽しみながら私は勉強することができました。)
次回は、各科目の試験でのポイントを書きたいと思います。