世界各地で自宅待機が続いていますが、Uberでは自宅待機中の人々の生活を支える新たなサービスを発表しました。Uber DirectとUber Connectです。
このうち、Uber Directは、従来のUber Eatsを拡大したものであり、レストランの料理のデリバリーに加えて、小売業者と提携して食料品や医療品などを利用者の自宅に届けるサービスです。例えばニューヨーク市内で、オンライン薬局のCabinetと提携し、市販薬を配送する取り組みを始めました。
現在、配送可能な商品はこちらで確認できます。
https://www.ubereats.com/new-york/food-delivery/cabinet-downtown/S_hekSeeTy-lS0BmHXRSKA
またUber Connectは、離れた場所にいる家族や友人などにDoor-to-Doorで荷物を送ることができるサービスです。日本の宅配便に似たサービスと言えますが、現在は多くの国で食料の買出し等を除いて外出が制限されているため、集配センター等に持ち込むことなく、自宅から配送できるサービスのニーズは非常に強いと感じます。
以下は、Uberが公表した利用のイメージです。通常のUberのアプリ上にConnectも現れるようです。
現在、米国やオーストラリア、メキシコなどの25以上の都市で利用可能です*
どちらのサービスもまだ始まったばかりであり、これから利用可能なエリア・商品も拡がっていくはずです。
新型コロナウィルスの影響が続き、接触を避けて安心して利用できるサービスを求める声がますます広がる中、Uberなどが提供する新たなサービスが私たちの生活に不可欠になっていくと考えます。
補足
2020年4月時点で、Uber Connectは以下の都市で利用可能とされています(一部のエリアに限られます。)
- 米国: オースティン、ボルティモア、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、マイアミ、ニューオーリンズ、オーランド、フェニックス、サンアントニオ、タンパベイ、ワシントンDC
- オーストラリア: ブリスベン、メルボルン、パース
- メキシコ: メキシコシティ、プエルト・バジャルタ、ティファナ