今回が、私が多数読んできた内部統制関連の書籍の中から、現時点で最も使えるものを3冊ご紹介します。
内部統制関連の評価ドキュメント(フローチャート、業務記述書、リスク・コントロール・マトリクス)の作成手順について、具体的な文書例とともに詳しく説明している本です。「文書化マニュアル」となっていますが、対象範囲の決定や、テスト・評価の方法、さらにプロジェクトを進める上での留意点まで書いてあり、内部統制プロジェクトの全体像が全て網羅されています。
特筆すべきは、他の本ではあまり書かれていないIT業務処理統制に関しても手順が詳しく書かれていることです。書き方も分かりやすく、内部統制に携わる方は手元にぜひ1冊は置いておきたい本です。