最後に、これらのプライベート・エクイティ・ファンドの実務と財務・法務上の留意点などが詳しく書かれているのが、この書籍です。
リップルウッドが始めて日本長期信用銀行(現:新生銀行)を買収した直後の2000年に書かれた本ですが、プライベート・エクイティ・ファンドの解説書として今でも十分に参考になります。豊富な事例とともに、特に巻末の補論に書かれている企業評価や財務分析、デューデリジェンスの内容が参考になります。また、実際のファンドで活躍している実務者(アドバンテッジ・パートナーズ 笹沼泰助氏など)が執筆に参加している点も非常に興味を引きます。お勧めしたい一冊です。
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