以前にも少し書きましたが、私がUSCPA試験に向けて使った教材は、基本的に「予備校のテキスト」と過去問題が載っている「Bisk CPA Review」の2種類だけでした。
先ずテキストで各科目の主な内容を理解し、その上で過去問題集を繰り返しやることが最も効果的な学習方法でした。REG等の内容が少し複雑で分かりにくい部分は日本語の書籍を参考として読みましたが、一方でBEC、AED等は基本的にこの二つの教材だけで学習しました。 色々な教材に幅広く手を伸ばすのではなく、教材を絞った上で的確に論点を理解していく方が合格に近づくと思います。
その上で、その過去問題集ですが、残念ながら買収に伴ってBisk CPA Reviewは既に出版されていないようです。。。私が買ったのは2015年の44th Editionで、その時点までは全科目揃っていたのですが、それ以降は発売されなくなったようです。
幸いなことに、USCPAの問題集は他にもWiley、Becker、Gleimなど幾つか同様の書籍が出版されており、Web上でも比較したサイトがありますが、個人的には問題量や解説の分かりやすさ、日本での入手しやすさを考えるとWiley CPAexcel Exam Reviewが良いのではないかと思います。
左から、FAR / BEC / AUD / REG
私は、学習内容や気付いた点を書き込めて、後から俯瞰して見直すこともできるためペーパーバックの教材が好きでした(電子書籍で買っても、わざわざ全て印刷していました)。
またWileyであれば、最新版もAmazonで買えるようなので、間を置かずに最新の問題集で勉強をしたい方にも良いと思います。