USCPAのライセンス取得に向けて、先ず大事なのはどの州でライセンス登録を行うかを決めることです。
ライセンス取得にあたっては、主に次の選択肢があります。
- 試験に合格した州でライセンス要件を満たしてライセンス登録をする
- 試験に合格した州の実績をトランファーして他の州でライセンス登録をする
USCPA試験の受験時に州を選択しましたが、ライセンス取得時には必要単位数や実務経験、米国居住者等の要件が異なる場合があります。
例えば、私が試験合格したニューヨーク州は、受験時は120単位が必要なのに対して、ライセンス取得時は150単位かつ会計 33単位・ビジネス関連 36単位が必須であり、加えて米国での1年以上の実務経験も求められました(更新時にも必要)。
そのため、私の場合は
- 米国の実務経験が必須でなく、日本からライセンス取得・維持ができること
- ライセンス取得時に必要な単位を追加すれば学歴要件を満たせること
という点が決め手となり、ワシントン州に合格実績をトランスファーしてライセンス登録を行いました。
(ワシントン州の他、試験に合格したニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州、アラスカ州、グアムの中から選びました。)
なお、USCPAのライセンス取得に必要な要件は、大手予備校のウェブサイトにも詳しく載っています。こちらもご参考としていただくと良いと思います。
[参考]
Abitus - 各州のライセンス取得要件(アラスカ、グアム、ワシントン、ニューヨーク、モンタナ、メイン、ニューハンプシャーなどを掲載)
USCPA受験資格について | USCPA合格者数No1のアビタス
プロアクティブ - ワシントン州、グアムのライセンス取得要件
ワシントン州のCPAライセンスについて | プロアクティブ/グアム大学日本事務局
グアムのCPAライセンスについて | プロアクティブ/グアム大学日本事務局
TAC - ワシントン州、アラスカ州、モンタナ州、グアムのライセンス取得要件(PDFで各州の情報を掲載)
州別受験資格情報 - U.S. CPA試験ガイド - TAC米国公認会計士講座